サービスに見合う価値とは?

 

突然ですが、最近お客様から聞いたことのある話で

『手間がかかる仕事ばかりしか受注出来ない(製造業)』
『相談事ばかりで自分の仕事が全然出来ない(不動産業)』
『見積ばかりでなかなか受注出来ないんだよね(建設業)』

などなど、、、

諸物価高騰もあり、ガソリン代など移動や輸送コスト等が更に負担増となって経営を圧迫している現在、
『仕事は有るだけマシでそんなわがままも言っていられない。』
という声も聞こえてきそうですが、果たしてそうでしょうか?



私なりの回答は


『手間がかかる仕事ばかりしか受注出来ない(製造業)』

取引金融機関を通じて有料ではあるけれどビジネスマッチングを使うなども良いかも知れません。
これは無料の場合は参加するためのハードルは低く、いろいろな問題を抱えていても隠して参加するなどする
モラルの
低い企業の場合は取引を開始しても苦労することが多いと思いますし、紹介する金融機関も自分のところ
信用問題になってしまうため、真剣に取り組んでくれるというのが一般的な見方になると思います。



『相談事ばかりで自分の仕事が全然出来ない(不動産業)』

業務メニューの細分化が出来ていない可能性が高いと思います。
不動産管理手数料ひとつとっても、知りうる限りでは310%と幅が広いのですが、具体的に何をやったら3
なのか?
10%の内容も3%と何が違うのか?情報がネットを中心にあふれる時代にあって、相手の懐具合で請求
するの?
というのをまさに体現しているようです。

個人的には基本業務は5%・草むしりなどはオプションでプラス1%などとしていくと分かりやすくて良いと思い
ます。



『見積ばかりでなかなか受注出来ないんだよね(建設業)』

最初に依頼者からキチンと聞き取りをしていない可能性が高く、経営者の感覚で価格を決めているかも知れないと

思います。例えばこの予算ならここまで出来ますが、ここの仕様はこうなってしまうなど、、、と丁寧に説明
すれば納得感をも
得られやすくなると思います。



簡単に述べてしまいましたが、それぞれの事業の柱となるサービスメニューが以前と全く変わらずのままで、

ただ​​​​漫然と従来と同じ業務をしていないでしょうか?
急激な円安などの影響もまだまだ当面落ち着かなさそうですので、この際ご自身の行っているサービス(役務提供)

について今一度考えてみるのも良いかも知れません。

今回もお読みいただきありがとうございました。