2015年10月


おはようございます。




会計事務所の税務会計は申告実務が中心ですから、売上と経費のひも付がされていなくて、

総額で利益はこのくらい、などしかわからないことがほとんどでしょう。




複数の事業をやっていたり、支店や部門がある会社では、それぞれの売上と経費を対応させないと、

どの売上が利益を稼ぎ出しているのか?赤字の原因はどこにあるのか?・・わかりません。




例えば建設業で、Aが工事部門で、Bが不動産部門だとします。

A(工事)の受注売上に対応する経費(材料、手間、現場作業員、消耗品費など)と、

B(不動産)の売上に対応する経費(営業社員給与、広告宣伝費、交際費など)をひも付ける必要があります。




事務所の家賃やその他の共通経費は割合によって按分したりします。




それができたらさらに深堀して、各得意先ごとや現場(製品・商品)ごとに絞っていくのが良いでしょう。




事業は「選択と集中」といわれますから、稼ぎのでる強い部門に資金をつぎ込み、赤字部門からは即時

撤退することが改善計画の明暗をわけます。




経営改善計画の入口として「管理会計」のすすめがあります。




中小企業再生支援協議会などの対応でもすすめられていることです。




自社の財務が売上と経費で関連付けて分かれていない場合は、会計事務所担当者と経理の力をかりて

作業に取り掛かってください。




今回もお読みいただき、ありがとうございます。




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■ 第一経営 グループ




【本部事務所】

株式会社 第一経営相談所

税理士法人 第一経営(会計事務所)

社労士法人 第一経営(社労士事務所)

行政書士室

FP事業部

〒331-0814

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 TEL 048-651-1662 / FAX 048-651-1667

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〒335-0004

 埼玉県蕨市中央3丁目2番5号

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〒350-0033

 埼玉県川越市富士見町32-2

 (JR川越線 川越駅より徒歩12分)

 TEL 049-236-3333 / FAX 049-236-3335

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〒343-0816

 埼玉県越谷市弥生町2-20 井橋第2ビル 4F

 (東武伊勢崎線 越谷駅東口より徒歩3分)

 TEL 048-967-3371 /FAX 048-967-3373

【熊谷事務所】

〒360-0847

 埼玉県熊谷市籠原南一丁目312番地 あかりビル2F

 (JR籠原駅南口より徒歩7分)

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おはようございます。




借入をしても資金は潤沢の方が良いか、というテーマです。




必要運転資金を簡易にあらわします。




毎月480万円の経費支払があって、借入金を20万円返済していれば、500万円が必要資金です。

資金は預金にプールされていますから、毎月の預金残高は幾らくらいでしょうか。

500万円なら1ヵ月分、1000万円なら2ヵ月分、1500万円なら3ヵ月分です。




毎月の預金残高が多い方が資金繰りが楽になるわけです。




しかし、借入が増えてしまうことを懸念される社長もいます。




では、預金と借入金の関係を比較してみます。

預金残が500万円で借入金残が2000万円の会社と、預金残が2000万円で借入金残が5000万円の会社があったとします。

入出金サイトの関係で一概に比較はできませんが、借入金が多くても手持ち預金が多い会社の方が資金繰りは楽になります。




資金が必要なケースで考えますと、

大きな受注が決まり,チャンスを逃さないだけのキャッシュが会社に必要。

同時にその売上を使って将来の返済原資も確保できること。(増加運転資金)




受注がこの先も増加する見通しがあり、人員を増やす必要が出てきた。

生産力も上がり先々の返済も十分可能。(諸経費の支払資金)




・・など、事業の局面で資金が手元にあることは強みだからです。




金融機関からの借入にばかり頼ることは決してお勧めしませんが、

自社が事業を継続するうえで、幾らくらいの資金確保が必要なのか。

金融機関からは幾らくらい借入できるのか。など、常に頭に入れておくことが大切です。




今回もお読みいただき、ありがとうございます。




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 (JR川越線 川越駅より徒歩12分)

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おはようございます。




現金商売以外は毎月の支払日がおおよそ決まっています。




材料代の決済、賃金の支払、借入金の返済日などです。




御社の毎月必要な資金は幾らくらいかわかりますか?

その時々によって違いますが、固定的に毎月支出する額はわかるはずです。




資金繰り表をつけているとわかりますが、経常支出で経費の合計支払額を算出します。

これが毎月の経費の支払額です。その他に借入金の返済がでることもあります。




毎月480万円の経費支払があって、借入金を20万円返済していれば、500万円が必要資金です。




資金は預金にプールされていますから、毎月の預金残高は幾らくらいでしょうか?

500万円なら1ヵ月分、1000万円なら2ヵ月分、1500万円なら3ヵ月分です。




通常の運転資金は3ヵ月分は持ちたいところですが、中々そうはいかない現状もあります。

税金の支払いや不意の設備投資など、資金繰りが悪くなる時もあります。




会社の必要資金とプールされる預金残高は常に管理しておくべきでしょう。

運転資金や設備資金が必要な時は、計画的に早目の対策を取ることです。




資金がショートするのがわかってから手を打つということが無いよう、くれぐれも注意してください。




会社は赤字でも倒産はしませんが,資金ショートすると倒産します。

そのためにも、資金繰表をつけることは企業経営を行う上では必須の事項です。




今回もお読みいただき、ありがとうございます。




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