2021年05月

そもそも「ノンアル」という言葉は、自分には関係のない言葉として、今までスーパーに行ってもそうした陳列コーナーは素通りして近寄ることがなかったのですが、なぜか最近は自宅の冷蔵庫に時々入っているようになりました。

10年とか20年ほど昔は、深夜にビールを飲みながら仕事に関わる文書を書いていると、不思議と言葉が浮かんできて、一応それなりにまとまった文章が出来上がったりしていました。それを別に不謹慎と思うこともなく、いつもながら「魔法の水」の恩恵に与かっていたわけです。

それが最近は「魔法の水」が「阿呆の水」になったかの如く、一向に言葉が下りてくることがなくなりました。読んでいる文字も目から入ってそのまま頭の後ろから出ていくかのように、ページはめくっているものの何も残っていません。まるで眠っていたのかと自分で勘違いするくらいです。いや実際にカクンと眠っていることも多々あり・・・

そんな訳で最近、恐る恐るノンアルビールというものに手を出してみたのですが驚きました。今更ながらという訳ではありませんが、本当に企業努力がうかがえる味ではないですか。もちろんビールではないので、いくら飲んでも酔いを感じることはなく、かといってビールのように次々とお替りしようという欲が出てくることもなく、程ほどにビールを感じることが出来る飲み物に感動してしまいました。

アサヒ、キリン、サッポロ、サントリーが、それぞれメーカーごとに様々な味の工夫をし、缶のラベルで新しいイメージを創造しようと努力を重ねています。そんなことを思っていると、これからはアルコール度数が0.5%未満という「微アル」市場が賑わってくるようです。ノンアルの物足りなさをカバーする新商品の開発競争です。

ビール業界のこうした商品開発の競争を見ていると、当事者は必死なのかも知れませんが、外野で酔っぱらっている観客からするとワクワクする楽しさを感じます。最近の税制改正とのイタチごっこも気の毒だなと思いながらも、そこで更なるイノベーションにチャレンジするそれぞれのメーカーには、新たな付加価値の創造と市場への提案めざして頑張って欲しいと思います。

そういえば発泡酒や第三のビールと言われる「亜流ビール」も最近は本当においしくなっていて、モノによってはいわゆる「本物のビール」と遜色ないレベルになって来ています。さすがにノンアルとは訳が違うというか、なんだかんだ言っても微アルが登場すること自体、やっぱり最後はアルコール度数がビールの味わいには決定的ということなのでしょう。

ところでアサヒビールの分析によると日本人の20~60代の人口8千万人のうち、約4千万人は「酒を飲めない」あるいは「飲めるけど飲まない」層ということです。酒好きの反対に位置する50%の市場をもビールメーカーが、新たなドメインとして開拓する、こうしたイノベーションに果敢に挑戦する姿勢には、大いに学ぶところがあります。

女性の社会進出や高齢化社会という経営環境の変化も併せて考慮していると思うのですが、発泡酒に続いて第三のビール、そしてノンアルに微アル、更には糖質ゼロビールなど、バリエーションが豊か過ぎる業界です。

サッポロファンの私はそんなに飲み比べをする方ではありませんが、コロナ禍で家飲みが普通になって来ているだけに、また今や「魔法の水」に頼れなくなっただけに、新商品開発競争を感じながら色々と試してみても酔い?かなと思っているのです。

今回もお読みいただき、ありがとうございました。

【サマリー】
・大谷越え
・通院
・兼任ナース
・プロの仕事

本日もお邪魔いたします。

遺伝ということもあるらしいのですが、若い頃の不摂生もあると思われます。
50歳の誕生日から3ヶ月ほど経過したある日、コピーをとっていた時に「顔色がすごいですよ、大丈夫ですか?」と若いスタッフから声をかけられました。

「ちょっとめまいがするけど、大丈夫だよ」と答えましたが、「病院に行ってください」と強く言われ「この後、会議の司会なんだけど・・・」、「そんなのどうでもいいので、病院に行ってください」と再度強く強く言われ、段取りとって渋々病院へ。

血圧、上が196でした。
これまで、上が120、下が80の範囲でそれを外れたことはありませんでした。
ちょうど大谷翔平投手が打球速度で182キロを記録した記憶が新しかった頃でしたので「大谷越えだ!」などと冗談を言っていたのですが、冗談を言っている状況ではありませんでした。

それから数年経過し、先日数週間に1回の通院の日のことです。

診察が終わり、いつものように精算をするために待合室で待っていました。

その病院は循環器の専門病院ですが、いわゆる「クリニック」と名前がつく「無床診療所」(入院ベットがない)です。

医療事務を担う専門の人は1名で、あとはナースが交代で受付業務も兼任しています。

長椅子に座って待っていると、その兼任ナースが寄ってきて「処方されたお薬に変更ってありましたか」とたずねてきました。

私はAからIまでの9種類の処方薬を服薬しています。その中で、Hの薬がこれまで含まれていたのですが、それが処方箋に入っていないというのです。

その兼任ナースは診察室では医者と同席はしていませんでした。
クリニックですから個室の診察室ではなく、基本的には検査室などとは自由に往来できますが、診察室の様子に耳を傾けるほど暇ではないと思います。

「先生はこれまで通りと言ってましたよ」と伝えると、「これまで通りで変更はないんですよね」と言われました。そして、私の後にすぐに予約の患者さんがいなかったこともあり、休憩に入られたらしい先生を追って「確認してきますね」と確認しに行かれました。

戻ってきたナースは、「処方箋からH薬が漏れていました、いま作り直しますね」と言われ、処方箋を再作成されました。

医療機関ではある意味、医師はトップです。

このお医者さんは高齢だということもあるでしょうが、なんらかの拍子に「H薬」を処方箋の入力データから漏らしてしまったようです。

医師とはいえ、ヒトですから間違えます(困りますが・・・)。

私は毎日病院に通院・または入院しているわけではなく、主には薬を出されるサイクルに基づいて通院しますし、大きくないといえナースが目にする処方箋はそのサイクルの間に何百枚とあると思われます。

それでも、同室にいなかったナースが「たった一種類」の薬が処方箋から漏れていることに気がつくことに驚きました。

その秘密を知ることはできませんでしたが(聞けば良かった、といまさら思っています)、ただ、前回の処方箋を並べて見ている様子はありませんでしたし、「勘と経験と度胸」で気がついたわけではないような気がします。

私は「プロだって間違える。ただし、間違えたモノを外部にリリースすることを、可能な限りゼロに近づけられる『シクミ』をもっているかどうかが、アマチュアとの違いなのだろう」と思っています。

よく、コロナ禍以前には邦楽のロックバンドのライブに参戦していました。
また、クラッシックのコンサートも好きでよく聞きに行っていました。
彼らも間違えません(間違えることが全く無いわけではないのですが、ツアー通して1回くらいのような気がします)。

「間違えないのがプロ」かもしれませんが、やはり「(ヒトは)間違える」が「間違ったモノをリリースしないシクミをもっているか」(人一倍の練習もそのシクミといえるかもしれません)が「組織としてのプロ」なのかもしれません。

そういう視点で「自社の仕事のプロセス」を見直してみることもお勧めします。

少なくとも「ヒトは間違えるもんだ」といって笑ってすませるようなことはお客様は期待していないと思います。

今回もお読みいただきありがとうございました。

おはようございます。

コロナ関連の危機対応融資は様々な会社や個人事業主が利用しています。
銀行は法人の新規貸付にも積極的であり、貸付額を増加させています。

昨年の4月以降から積極的に融資が始まって一年を経過しました。
この間の法人決算の内容を見ていますと様々な会社があります。

1. 決算時点で借入と預金残高が増えている会社
2. 決算時点で借入はそのまま残っているが、預金が減っている会社
3. 決算時点で借入はそのまま残っていて、資金が社外へ流出(貸付金等)して、預金が少ない会社

2と3の会社は要注意です。

2の会社は受注の減少や利益の減少が見られますので、この先運転資金はショートしないか注意します。

3の会社は、業績も悪いのですが、社長個人などにお金が流れてしまっています。
社外流出した資金の使途などを調査する必要があります。
経営者の家計状況に問題がある場合は、そちらも解決していかなくてはなりません。

コロナ融資が底をついてしまった会社は、今後銀行取引をしていくうえで、
当面の資金繰り計画と経営改善計画が必要になります。

融資枠も8,000万円に拡大されましたが、金融機関も追加融資には慎重です。

経営者は今後の受注見込みと資金繰りをしっかり把握して、経営改善計画に取り組んでください。

弊社では、借入したい、借換したい、リスケジュールしたほうがいいか、など
御社の財務や資金繰り状況を検討してアドバイスいたします。

ご相談したい経営者様は、担当者もしくは弊社コンサルティング室にお問い合わせください。

今回もお読みいただき、ありがとうございます。

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